RFK
今日は、ロバート・フランシス・ケネディの83回目の誕生日です。 おめでとう、ボビー! 鮮魚市場のおじさんにキスされてますが、心なしか顔がひきつってみえるRFK。 1964年ニューヨークでの選挙運動中の一こまです。 どーでもいいことではありますが、RFKと…
オバマ氏の希望を喚起する存在のあり方とか分裂しているものの一致の強調を見ていると、このあたりボビーみたいと思ってしまうRFKファンである私。 シカゴでのオバマ氏の勝利演説と、ボビーのカリフォルニア予備選の勝利演説の内容が類似していると勝手に一…
内藤陽介氏の『大統領になりそこなった男たち』を読了。 第8章がRFKについてですが、他の章も勉強になりました。 大統領になりそこなった男たち (中公新書ラクレ)作者: 内藤陽介出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/09メディア: 新書 クリック: 4回こ…
まだもう一山あるものの、とりあえず仕事の大波を乗り切った本日、絶妙のタイミングでフスコさんの写真集が届きました。 Paul Fusco: RFK作者: Senator Edward Kennedy,Vicki Goldberg,Norman Mailer,Evan Thomas,Paul Fusco出版社/メーカー: Aperture発売日…
仕事が押している関係上、これからしばらく更新できなくなると思います。 と言いつつ、読み終わっておかないと気になって仕事が進まないであろうという口実のもと、クラークさんの本を昨夜遅くに読み切った私。(ホントに仕事する気あるのか?) The Last Ca…
つい、The Last Campaign を覗いてしまう。 The Last Campaign: Robert F. Kennedy and 82 Days That Inspired America作者: Thurston Clarke出版社/メーカー: Henry Holt & Co発売日: 2008/05/27メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 7回この商品を含…
とうとう読み終わりました、The Unfinished Odyssey of Robert Kennedy。 やはりこういう本は、心に余裕のあるときに腰を据えて一気に読まないといけませんね。(というより、仕事がきつくて心の振り子が逆方向に振れたというところか。読まないではいられな…
前回、南アフリカのRFKについて書いたとき、E・トーマスの本に南アフリカ訪問のことが書いてあったことを思い出したので、追加します。 Robert Kennedy: His Life作者: Evan Thomas出版社/メーカー: Simon & Schuster発売日: 2002/08/27メディア: ペーパーバ…
ロバート・ケネディの66年の南アフリカ訪問について、前から興味があるのですが、なかなか手が廻らず、詳しく調べられないでいます。 RFKの南アフリカ訪問が反アパルトヘイト運動にどのように影響したかについてのドキュメンタリー映画が、現在、製作中なの…
前に触れたロングマンのLibrary of American Biographyシリーズ中の一冊として出版されたジョセフ・パレルモのRFKの伝記を読み始めました。 Robert F. Kennedy And the Death of American Idealism (Library of American Biography Series)作者: Joseph A. P…
この写真集は掛け値なしに素晴らしい! R.F.K: A Photographer's Journal のような反転写真は当然なく、冒頭にあるピート・ハミルのエッセイは胸を打ち、写真家の文章も文句なしです。アマゾンでの評価で五つ星は当然! 最後のページに この本はロバート・F…
1968年6月6日午前1時44分、ロバート・フランシス・ケネディは家族や親戚に見守られる中、息を引き取りました。彼がその魂を神に返してから、今日でもう40年。 彼の死を悼み、敬意を表するために An Honorable Profession に収録されているボビー・ケネディ追…
40年前に、こういう演説を出来たのは立派。さすがボビー(ファンですので誉めてしまいます)。 http://www.glaserfoundation.org/program_areas/measuring_progress.asp 作成のビデオのようです。 ビデオ中に流れるボビーの演説文章は、上記のウェブサイトで…
先日のThe Last Campaign の抜粋から、更に引用します。 私はPBS製作のTV番組RFK のビデオを観て以来、ボビーの選挙戦が始まったカンザス州立大学での講演について、RFKは自信をもって臨んだような印象を抱いていました。※RFKの中のカンザス大学についての箇…
Vanity Fair の2008年6月号を入手したので、早速ボビー関連記事を読んでみました。 http://www.vanityfair.com/magazine/toc/2008/toc200806 表紙のボビーは、説明によると1965年に南アメリカ訪問をしたときに Steve Schapiro によって撮影されたもので、LIF…
マクミラン社から、RFKの1968年大統領選挙に関する新しい本が出版されるらしい。 参照 http://us.macmillan.com/thelastcampaign そして、この本の抜粋をVanity Fair で読むことができる模様。 http://www.vanityfair.com/politics/features/2008/06/rfk_exc…
このところ、60年代のカトリック新聞(世の中の一般の方々はご存知ないでしょうが、こういう週刊新聞がカトリック業界内で出ているのです)を延々と読んでいる。 68年の分を読んでいると、おお、やはり出てきました、ボビー関連記事。 なにせ週刊なので、暗…
『カトリック生活』1970年7月号にRFKが自分で作って毎日祈っていたという「委託の祈り」が掲載されていました。 神よ、私自身をみ手にゆだねます。 つぼ作りの粘土のように この私をこねまわしてください。 そして型あるものにおつくりください。 またもしお…
『カトリック生活』というドン・ボスコ社(サレジオ会)が出している月刊誌に、RFKに関する記事が二つ、掲載されていました。 以下は、その一つ目、1968年8月号に載ったRFK追悼記事(「一人のキリスト者」)からの一部抜粋です。 記事の一部の抜粋。 私たち…
マーティン・ルーサー・キングの死は、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺以来例がないほど、この国を大きく揺るがした。その晩、インディアナ州へ遊説していたボビー・ケネディは、国民の恐怖を静めようとして、おそらく生涯で最も優れた演説を行なった。黒人…
図書館からビル・クリントンの自伝『マイライフ クリントンの回想』上巻を借りてきて、さっと目を通しました。 マイライフ クリントンの回想 MY LIFE by Bill Clinton 上作者: ビル・クリントン,楡井浩一出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/09/10メデ…
最近私は、日本の反貧困運動に関心を抱いているため、自然とボビーと反貧困運動の関連についてもっと調べたいと考えているところです。(問題は、時間がないこと。なかなか更新もできないし。) 今日は『ケネディ家の人々』から、RFKと貧困関連の箇所を抜粋…
唐突ですが、私の好きな箇所を引用します(拙訳)。 詩人のニッキ・ジョバンニは、当時(引用者注:ボビーの最後の選挙戦)ボビーのために働いており、一度彼に面会したことがある。彼女は彼を「本物」(real)であるとして崇拝していたが、これは彼がいつも真…
中公新書から出ている『アメリカの20世紀』を手に取ってみた。 その下巻に収録されている第7章に、ケネディ政権のことが書かれている。ボビーはこの章と次の第8章の最初の部分にちょっぴり登場。 そこで、ボビーについての記述で気に入ったところ(下巻の104…
今日は、ボビーの誕生日。生きていれば、82歳ですね。 老人になっているボビーはちょっと想像できませんが、もし存命なら、グローバリゼーションのもとに貧困が広がる現代世界の有様を見過ごしはせず、何か行動を起こしているはずです。 ボビーが闘っていた1…
もしも、黒人は現状に甘んじるべきだとか満足すべきだという者がいれば、その者に、進んで膚の色を変え、大都市の黒人街に住みに行く意志があるといわしめようではないか。そのときにだけ、そういった発言をする権利を持てるのである。(52p) 難題、それは…
図書館で『新しい時代』という題名の本を借りてちょびちょびと読んでいます。 著者はロバート・F・ケネディ。 ひょっとして、To Seek a Newer World の翻訳かなあと期待したのですが、A New Day の翻訳本でした。ちょっとがっかり。 To Seek a Newer World作…
善きサマリア人病院の前にて。 Pray for Bobby の紙を持っている子供たち。 しかし、子供たちの祈りも空しく、RFKは1968年6月6日未明に逝ってしまいました。 木曜日の早朝、ケネディ上院議員が死亡したと発表された後、善きサマリア人病院から戻りながら、あ…
「子供たちが彼を非常に必要としていたのと同じくらいケネディも子供たちをとても必要としていた」とジャーナリストのメリー・マクグロイは看破していました。 彼女はしばしば、孤児院から子供たちをボビーの自宅のプールで泳がせるためにそこへ連れて行って…
ボビーが子供と一緒にいる写真は数々あれど、子供たちがわらわらと彼に群がっている映像は珍しいような気がします。 2分半ほどの下の映像の後半部分(前半はアマゾン河でRFKは魚釣りをしている)で、1965年にRFKがアマゾン奥地に現地で働く司祭と共に行った…