RFKと子供たち(4)

 善きサマリア人病院の前にて。
 Pray for Bobby の紙を持っている子供たち。 


 

 
 しかし、子供たちの祈りも空しく、RFKは1968年6月6日未明に逝ってしまいました。

 木曜日の早朝、ケネディ上院議員が死亡したと発表された後、善きサマリア人病院から戻りながら、あるレポーターが仲間に、自分はケネディ家の10人の子どもたちが気の毒だと感じると語った。あの子達が一番ケネディがいないことを寂しく思うだろうね。
 黒人のタクシー運転手はそれを聞くと、くるりと振り向いた。「すみませんがね、お客さん、町の通りにたんといる子どもたちのほうが彼のことをもっと寂しがってますよ。」

 Robert HealyによるThe Boston Globeに掲載された記事(June 6, 1968)より
 An Honorable Profession 87p

 

"An Honorable Profession": A Tribute to Robert F. Kennedy


こちらはボビーの遺体がニューヨークからワシントンDCに列車で運ばれる際の線路脇の様子を撮影したもの。
 子供たちが沢山出てきて、それぞれの仕方で遺体に敬意を表しているのにジーンとしてしまいます。
 ちなみにエラソーに薀蓄を語らせてもらえば、この映像はFOXTVが2002年に放映した伝記映画 RFK  のラスト部分を使用しています。写真はFuneral Train のものですが。


 Funeral Train の写真の一部はこちらで見ることができます。

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