昔読んだ、RFKの暗殺に関する新聞記事の中に、サーハン・サーハンが殺したのはロバート・ケネディだけではなかった。彼はRFKを殺すことで、その後5年続いたヴェトナム戦争での戦死者を間接的に殺した・・・という風に、一人の人が死んでその影響がどこまでも…

今週のTIME（2008年4月14日号）に、TIME創刊85周年を記念する記事が載っているのですが、そこにTIMEの表紙を描いた画家たちの作品が並んでいるページがあります。（ベルナール・ビュフェが描いたド・ゴールとかね。） そして、その作品群の中に、1968年5月24…

先日、パレスチナ1948 -NAKBA-という映画を観て、パレスチナ人のサーハン・サーハンがRFKを暗殺したことを思いました。 サーハンがRFKを殺そうと決心したのは、ボビーがイスラエル寄りだと判断したことにあり、選挙活動の一環としてシナゴーグを訪問したRFK…

このビデオで使用されている音楽はいま一つ気に入らないのですが、使われている写真は素晴らしい！ ボビーが子どもたちを愛しているのがよく分かる写真が満載。 こんな父親のもとで育ちたかった・・・。 ボビーの貴重な写真がいっぱい見られるのは、http://w…

このところ、60年代のカトリック新聞（世の中の一般の方々はご存知ないでしょうが、こういう週刊新聞がカトリック業界内で出ているのです）を延々と読んでいる。 68年の分を読んでいると、おお、やはり出てきました、ボビー関連記事。 なにせ週刊なので、暗…

『カトリック生活』1970年7月号にRFKが自分で作って毎日祈っていたという「委託の祈り」が掲載されていました。 神よ、私自身をみ手にゆだねます。 つぼ作りの粘土のように この私をこねまわしてください。 そして型あるものにおつくりください。 またもしお…

『カトリック生活』というドン・ボスコ社（サレジオ会）が出している月刊誌に、RFKに関する記事が二つ、掲載されていました。 以下は、その一つ目、1968年8月号に載ったRFK追悼記事（「一人のキリスト者」）からの一部抜粋です。 記事の一部の抜粋。 私たち…

事情あって、60年代のカトリック系メディア（日本語）に目を通していたところ、面白い記事を見つけました。 それは、聖パウロ女子修道会が出している『あけぼの』という女性向け月刊誌に掲載されたRFK暗殺後にローラ・ベルグクィストによってなされたローズ…

今、Catholics in America という本を読んでいます。 Catholics in America (Religion in American Life)作者: James T. Fisher出版社/メーカー: Oxford Univ Pr発売日: 2000/10/05メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る 19世紀のアイル…

ヒラリー・クリントンの支持を表明していたロバート・ケネディ・ジュニアが登場する応援CMが、H・クリントンのサイトにアップされました。（題名はBobby） NYタイムズによると、スーパーチューズディを前に両(クリントンvsオバマ）陣営とも、宣伝合戦がすご…

1988年にFox TVで放映されたという「The RFK Story」なる別番組を発見しました。 ある部分は、Bob Kennedy: A Remembrance と重なっています。 8つのパートに分かれてYou Tubeに載せられていますが、前半（Part1〜5）は延々と暗殺事件関連の内容です。 私はR…

マーティン・ルーサー・キングの死は、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺以来例がないほど、この国を大きく揺るがした。その晩、インディアナ州へ遊説していたボビー・ケネディは、国民の恐怖を静めようとして、おそらく生涯で最も優れた演説を行なった。黒人…

民主党の候補者争いがオバマとヒラリー・クリントンの一騎打ちの様相を呈してきましたが、オバマこそがRFKの精神の後継者だと主張しているビデオがありました。 中日(東京）新聞の記事（http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008011702080064.ht…

図書館からビル・クリントンの自伝『マイライフ クリントンの回想』上巻を借りてきて、さっと目を通しました。 マイライフ クリントンの回想 MY LIFE by Bill Clinton 上作者: ビル・クリントン,楡井浩一出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/09/10メデ…

前回(パート5）が、では、もしボビー・ケネディが大統領になっていたら、どのような大統領であったであろうか？というところで、コマーシャルだったのですが、パート6はロヨラ・メリーマウント大学（Loyola Marymount University）でそのことについて語るA・…

今年はRFK暗殺40周年で、きっとアメリカでは記念番組が放映されることだろうと、私は今からそれが観られないことを残念に思っているのですが、今はインターネットがあるから、大丈夫かもしれないという一縷の望みも持っています。 ここに載せるのは、1988年…

アメリカ大統領予備選における民主党の候補者争いがどう転ぶか分からなくなってきて、面白くなってきましたが、本日はそれにかこつけて1968年にネブラスカでの予備選時に流されたとおぼしきRFKの選挙コマーシャル映像（YouTube）を載せてみました。 1964年の…

いろんなRFKの伝記を読んできましたが、どうしても解けない疑問が一つ。 それは、RFKの視力はどれくらいだったのか、ということです。 この人、人前に出るときは眼鏡を決してかけませんでしたが、本や書類を読んでいるときは眼鏡をかけているんですよね。 と…

昨年3月に以前から抱えていたRFK熱がとうとう重病の域に入り、その勢いでこのブログを開設しましたが、その後なにやら仕事が忙しくなり、あまり充実した内容にもならぬまま年を越してしまいました。 2008年は、もう少し力を入れられるようにと望んでいます。…