Robert F. Kennedy Jr.のヒラリー・クリントン支持ビデオ

 ヒラリー・クリントンの支持を表明していたロバート・ケネディ・ジュニアが登場する応援CMが、H・クリントンのサイトにアップされました。(題名はBobby)

 NYタイムズによると、スーパーチューズディを前に両(クリントンvsオバマ)陣営とも、宣伝合戦がすごいみたいですね。

 参考:http://www.nytimes.com/2008/02/03/us/politics/03ads.html?_r=1&scp=2&sq=robert+kennedy+jr.&st=nyt&oref=slogin


 ケネディ一族では、JFKの子供(キャサリン)と弟がオバマを、RFKの子供たち(長女のキャサリン、RFKジュニア、ケリー)がヒラリーを支持している形となりました。面白いなあ。

 ニューヨークなどで流されているRFKジュニア登場のCMは、ケネディ上院議員キャロライン・ケネディの登場するオバマ陣営のCMに対抗するためのようですが、どれくらい力があるものなのでしょうか。
 ジュニアに対するアメリカ国内の評価についてよく知らないので判断できません。

 参考:News from California, the nation and world - Los Angeles Times


 http://www.hillaryclinton.com/video/121.aspx



 こちら(↓)は、セサール・チャベスの孫も登場してヒラリー支持を訴えているCM。ヒスパニック票の取り込みを狙っているのが一目瞭然です。(題名はDignity)

あのRFKの子供とチャベスの孫が応援しているのですから、ある一定以上の年代のヒスパニック層には訴えるものがあるような気がしますが?

http://www.hillaryclinton.com/video/122.aspx


 

 この二人の威力、どこまで通じるか!?

 ついでに言うとこのヴィデオ、ミニミニRFK入門にもなりますねー。RFKがアメリカ社会の中で疎外され、公民権を奪われている人々の声になろうとしていたということについての。


 日本では、大統領になったジョン・F・ケネディの子供と今も生きているエドワード・ケネディにはスポットがあたっても、40年も前に大統領候補の身分で殺されたロバート・ケネディについては記憶されてもいないし、その子供たちがヒラリーを支持したことも歯牙にもかけられずニュースにならないのが、ちょっと寂しい。RFKが無視されるのは日本ではいつものことだから、慣れてますけれども。

 
 それにしても生きていたらRFKはどっちを応援したかなあ。やはりオバマかなあ。でも、子供たちはヒラリー支持だし・・・。うーん。

 スーパーチューズディの結果はいかに!