何を食べましたか?
いやいや、暑いですね。
仕事が忙しかったこともあり、なかなか更新できませんでした。
もう8月になってしまった。夏休みまであと少しだ!
高野文子の『棒がいっぽん』という作品集に収録されている「奥村さんのお茄子」。
これはボビーファンには一読の価値がある…かも。(ファンでなくても、この短編集は一読の価値があります。どれも折り紙つきの傑作です。)
- 作者: 高野文子
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 1995/07/01
- メディア: 単行本
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地球を侵略しようとしている(のかな?よく分からない)宇宙人だか何だかが(「私、実は土瓶なんです」とか言って、台所用洗剤を飲んでいたりする。シュールだ)、中年になっている奥村さんのところにやってきて、ある疑いをかけられている仲間の嫌疑をはらすために、あなたの記憶が必要だと、唐突にこう尋ねるのです。
「1968年6月6日のお昼に、あなたは何を食べましたか?」
1968年6月6日!
それはボビーの死んだ日だっ。
高野さんがこの日を選んだのは、別段深い意味はないのかもしれませんが、私は感動してしまいました。
この年月日設定が、6月6日に雨ザーザー降ってきて…というお絵かき歌からの連想であることは、確かです。マンガにこの歌が繰り返し出てくるので。
でも、どうして、わざわざ1968年なのかしら。現代史におけるメルクマールとなる年だから?まさか、RFKが死んだ日だからではあるまい。
すみません、それだけなんです。
何の脈絡もないRFKの写真。娘のメリー・ケリーと一緒。私の好きな写真の一つ。