中日新聞のボビー

 ロバート・ケネディの名を日本の新聞記事の中に発見!とっても珍しいことだと思い、その記事をここに引用しておきます。

 中日新聞(朝刊)2008年5月12日「瀬戸際クリントン氏 残る逆転の道は…」

 この記事はこのところ連載のような形でちょこちょこ掲載される、アメリカの民主党候補者選びに関する「対決 民主党」の一つとして書かれたものです。

 クリントンオバマを逆転するのは事実上不可能に近く、識者たちは、オバマ氏が「不測の事態」に陥って選挙戦を続行できない場合に、逆転の可能性があると指摘しているという文の後で、政治コラムニストのジョン・フォティアー氏はオバマ氏の大スキャンダルが浮上した場合を挙げ、ジャーナリストのマイケル・バローン氏は以下のように言いました。

 「想像したくないが、1968年の予備選挙ロバート・ケネディ氏が凶弾に倒れ、ハンフリー氏が民主党候補に指名された。ケネディ氏が生きていたらどうなったか」

 RFK暗殺40周年ということもあるし、時代状況がベトナム戦争に対してイラク戦争ということで、68年の選挙がアメリカではいろいろと想起されているのではないかと、この記事を読みつつ思いました。