Robert F. Kennedy Funeral Train
本日はボビーの命日ですので、彼を偲びたいと思います。
ボビーの遺体を運んだ列車からの写真、映像はいつ見ても心が揺り動かされ、感動を抑えきれないので、それ関連の映像を下にまとめてみました。(列車で運んだのは8日だけど。)
音楽がまた悲しいので、本当に胸がつまります。
この中に、棺を運ぶ列車の中でRFKの長男ジョセフが、客車の人びとに握手している映像が出てきます。
それを見て、『ケネディ家の人びと』下の以下の箇所を思い出しました。(適宜改行してあります。)
この列車の旅のクライマックス――少なくともクリスや同世代の子どもたちにとって――になったのは、エセルにともなわれたジョーが父親のピンストライプのスーツを着て、客車の通路を行ったり来たりしながら、乗客に「ジョー・ケネディです。おいでくださって、どうもありがとう」と言い、握手したことだった。
彼の落ち着き払った様子に、エセルはあとで興奮したように言ったものである。
「この子にはあれがあるわ!この子にはあれがあるわ!」
「あれ」が何だか説明する必要はなかった。それはこつであり、運命であり、政治の遺伝子だった。(198頁)
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で、また毎年恒例のように、この映像を貼り付けてしまう。
何度見ても、自発的にボビーに哀悼と敬意を表する人々の姿とその数に胸を打たれます。