デモクラシー・ナウ!におけるRFK評価


 http://democracynow.jp/submov/20080605-1

 上のサイトで、2008年6月5日に放映されたDemocracy Now! Special: Robert F. Kennedy's Life and Legacy 40 Years After His Assassination の内容を日本語で知ることができます。

 前に、ちゃんと全部観ないで、ここで紹介したことがありますが、このサイトがあったので、この番組に関してはここに集約します。

 読めばお分かりになるように、あまりRFKに好意的な内容ではありません。








 インタビューに答えた3人のうち最初の二人が、RFKを日和見主義者、ベトナム戦争への見方が学生たちに比べて時代遅れだったとして、かなりRFKには否定的であるという内容です。(最後のドロレス・ウェルタだけは、さすがにRFKに感謝して、肯定的な内容になっています。)

 実は、私、ここでその番組を紹介しておきながら、ちゃんと見ておらず(時間がとれなかった)、おお、そうだったのかと今になって内容を知った次第(アホやがな)。

 こういう批判は、RFKの生前からあったもので別に驚きませんが、ベトナム戦争へのRFKの態度について、彼の逡巡、葛藤、変化を踏まえて評価して欲しいと思います。

 確かに、戦争に根本的に反対の立場を取って公的に明言し始めるのは67年からですが、その前の65年頃から少しずつベトナム戦争への疑念をテレビなどで口にしていたわけですし、ちょっと手厳しい評価だなあと、ファンは思ってしまうのでありました。

 それと、日和見主義者というのは、これは違う!と言いたい。

 当時もそう判断した人は多かったと思うし、今もそう思っている人はたくさんいることは承知してますが。

 この誤解は根強いのかな。
 ニューフィールドをはじめ多くの人が違うということ、なぜ違うのかの理由を沢山の本として書いてくださっているのですがね〜。(ファンだから庇っちゃう。)

 
 こういう評価を目にする度に政治家を評価することの難しさを感じます。(というより、そもそも一人の人間を真に評価することはとても難しいこと、というより不可能なのだと思います。)

 今、自分がマスコミなどの情報からこうだろうと判断している政治家たちも実像は違うかもしれないということを、RFKの事例から私は肝に銘じています。


 

 厳しい評価にめげないでね、ボビー。

 めげてない。めげているのは、お前だろう。

 えっ、別にそんなことは…。