三大RFKドキュメンタリーフィルム

 オリバー・ストーンがプロデューサーを務めた Assassinated を観ました。(結局買っている私…。)


 


 こ・れ・が、なかなか傑作だったのですよ、ご同輩(って誰だ、それは)。
 実は、あまり期待していなかったのですけれどね。

 キングとRFKの死ぬ前の数ヶ月に焦点をあてているので、いままで観たことのなかった映像、聴いたことのなかった証言を次々と見聞きでき、また証言者の語る言葉も涙もので、感動してしまいました。

 個人的には、アンバサダーホテルのキッチンで撃たれ、床に倒れたRFKの頭をずっと支えていたバスボーイ、ホアン・ロメロさんの証言が聞けたのと、キング牧師の葬儀の時に、RFKに一種の「預言」を告げたホセア・ウィリアムズ牧師当人の口から、自分はボビー・ケネディに「あなたは預言者の資格が与えれた。しかし、預言者は苦しむものだ、その準備をしなさい」と言ったのだと語るのを見ることができたのが、特に、よかったです。

 それと、今名前が思い出せないのですが、たぶんRFKの議員時代の秘書(確認しないと)だった女性が、ボビーが亡くなったことについて語ったインタビューの締めくくりに、彼の死はまさに、unacceptable だと言ったのに、じーんとさせられました。


 というわけで、勝手にRFKについてのドキュメンタリーフィルムの中で、PBSのRFKと、ニューフィールドが台本を書いたRobert Kennedy: A memoir と、このAssassinatedを三大フィルムと、私は認定いたします。