arteでボビーを見た

 今日は、キング牧師が「I have a dream」演説をしてから丁度50年。
 というわけで、arte(NHK教育テレビ的な性格のチャンネルだと勝手に推測してます)でキング牧師の演説50周年を記念して当時の演説映像を放映するとのことで、18時少し前にテレビのある部屋に行きました。

 テレビをつけると、何やらカトリック教会と国家の関係がどうちゃらと言っている模様。
 なにせフランス語だから、なんだかよく分かりません (^_^;)。

 で、おお、動いている教皇レオ13世なんて初めて見た!この教皇の映像あるんだ〜などと変なことに感心していたら、画面は葬儀の映像に切り替わりました。
 白黒映像なので、昔のフランスでの葬儀かな?と思いつつ、ぼーっと観ていると、突然、大変よく知っている顔が映ったではありませんか!

 えっ、ボビー!?
 ということは、この葬儀は、もしかしてと耳をすますと、おお、「アメリカ大統領ジャック・ケネディの葬儀ミサ」と言っている!

 それから俄然、真剣にテレビ画面を見つめてしまった私でありました。
 所詮よく分からないフランス語ですが、ボビーのことを「ロベール・ケネディ」と言ったのはさすがに分かりました。
 ロベールか…。RFKの名前をフランス語読みしてしまうのか。
 (なんとなく、釈然としない…。)
 
 最後は、ジャクリーン未亡人を伴って歩み去るRFKの後ろ姿で、テレビ番組「ドキュメンタリー アメリカ大統領 J・F・ケネディの葬儀」は終了。

 

 くっ、これがあると知っていれば、最初から観たのに。
 
 と後悔しつつ、その後続けて放映されたキング牧師の演説(多少端折ったバージョンでした)を視聴しました。
 この演説は、やはり何度も聞いても最後の部分で涙が出ます。

 夜も50周年にちなんで、公民権運動関連のドキュメンタリーを放映すると宣伝していたarte。
 観るべきか、よく分からないフランス語を聴いて頭が痛くなるのを避けるために、観ないべきか。