アメリカの基地 政府
昨日は「誰も知らない基地のこと」という優れたドキュメンタリー(イタリア人の監督)を観、その後、堤未果さんの『政府は必ず嘘をつく』を読み始めました。
政府は必ず嘘をつく アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること 角川SSC新書
- 作者: 堤未果
- 出版社/メーカー: 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/02/10
- メディア: 新書
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基地をめぐっては60年代が一つの画期になり(軍産複合体の問題があるから)、堤氏の本で取り上げられている、資本主義の暴走問題の一つの根っこはレーガン時代の規制緩和政策にある(レーガノミックス)。
そういったことには肯んじ得なかったであろうボビーが、大統領になる前に殺されてしまったということの背後に、やはり陰謀を見るべきなのか、それとも、単にボビーはサーハン・サーハンなるちょっとおかしい人によってたまたま殺され、ニクソンが大統領になったという偶然を見るべきか。
いろいろと考えてしまいました。
本当に、RFKの死こそが、アメリカ史の一大転換点だったとしみじみ思います。